1956-11-22 第25回国会 参議院 決算委員会 第3号
しかしながら石炭市況はその後、融資をしましてから未曽有の悪化をたどりまして、加うるに三十年の一月、取引筋の石炭商社が倒産する、それから三十年の五月には労務賃金遅配等によりまして、振興鉱業開発株式会社の全鉱業所が休山するというような事態も発生いたしまして、新旧債権ともに再び延滞を重ねるに至っておる現状は、きわめて遺憾に存ずるところでございます。
しかしながら石炭市況はその後、融資をしましてから未曽有の悪化をたどりまして、加うるに三十年の一月、取引筋の石炭商社が倒産する、それから三十年の五月には労務賃金遅配等によりまして、振興鉱業開発株式会社の全鉱業所が休山するというような事態も発生いたしまして、新旧債権ともに再び延滞を重ねるに至っておる現状は、きわめて遺憾に存ずるところでございます。
また、五月に労務賃金遅払い等に起因する振興鉱業開発株式会社の全鉱業所、これは三つございますが、それが休んだ、こういうような事情もできまして、それから中小企業金融公庫からの長期運転資金の貸付があったにもかかわらず、結局新旧債権とも延滞するようになってしまった現状でございます。これはまことに遺憾でございます。
企業再建整備法の特別経理会社が、整備計画の認可を受けて、特別損失の一部を債権者に負担せしめ、いわゆる新旧債権の打切りを行う場合には、その、結果といたしまして社債も減額されることになつておるのであります。